草軽交通('07/5/1、'10/4/11、'10/4/26撮影)

草軽交通バスは、本社のある長野県軽井沢町から北軽井沢・長野原・草津方面に路線を展開しています。

草軽交通 日野 K-RC701P 画像
草軽交通 日野 K-RC701P 画像
浅間山方面へ力走するRC701(2010/04/26万山望)


1981年に新車で導入されて以来29年間走り続けてきた日野K-RC701Pですが、2010年4月をもって廃車となることになってしまいました。4月11日に参加した「日野RC701」さよならツアー第1弾「浅間高原早春コース」の様子をまとめました。(2010/04/11撮影)

草軽交通 日野 K-RC701P 画像
草軽交通 日野 K-RC701P 画像
午前コースの便が帰ってくる前に軽井沢駅に到着し、午前コースの撮影に成功。午前コースの参加者は8名とのこと。
ちなみに午後コースの参加者は3名でした。


草軽交通 日野 K-RC701P 画像
室内の様子です。リクライニング機構付のシートが並んでいます。


草軽交通 日野 K-RC701P 画像
草軽交通 日野 K-RC701P 画像
運転席です。大きなメータで視認性に優れているなと感じました。床からのびたロッド式のシフトレバーが懐かしいです。


草軽交通バスターミナル(軽井沢駅)を発車したバスは国道18号線をしばらく走行し、中軽井沢駅入り口交差点を右折して国道146号線の山道を走行し、北軽井沢に向かいます。
国道146号線は急坂の続く山道でしたが、ゆとりのある走りだなと感じました。多少ギアチェンジに苦労しているときがあったくらいでしょうか。
クーラーが付いていませんが、窓を開けると高原の爽やかな風が入ってきてとても気持ちよかったです。

草軽交通 日野 K-RC701P 画像
草軽交通 日野 K-RC701P 画像
草軽交通 日野 K-RC701P 画像
RC701の生まれ故郷の北軽井沢で休憩。このバスは故障が少なく、燃費も悪くなく、運転士さんの評判は悪くないようです。当日ご担当の運転士さんは廃車になる理由が分からないと言っていました。東急バスから中古車が入ってきているからでしょうか。


北軽井沢を発車し、浅間高原の爽やかな風を受けながら国道146号線を走行し、鬼押出し浅間園に向かいます。

草軽交通 日野 K-RC701P 画像
草軽交通 日野 K-RC701P 画像
鬼押出し浅間園にて休憩。浅間山をバックに撮影。


鬼押出し浅間園から国道146号線⇒白糸ハイランドウェイと走り、白糸の滝に向かいます。

草軽交通 日野 K-RC701P 画像
白糸ハイランドウェイの途中に位置する白糸の滝にて休憩。


最後に三笠の高級別荘地を眺め、旧軽井沢の町並みを走行し草軽交通バスターミナルに到着。

草軽交通 日野 K-RC701P 記念乗車券
当日の乗車券です。車齢29年の車両ですが、峠道でもゆとりのある走りであり、とても快適なツアーでした。


以下、2007年5月1日訪問時の記録です。

20数年間走行を続けているモノコックバス(日野K-RC701P)および元東急バスのワンロマ車(日野P-HU276BA)目指しました。(2007/05/01撮影)

朝一番の新幹線に乗り、モノコックバス(日野K-RC701P)が走っているだろうと思われる長野原に向かいました。

草軽交通 日野 U-HT2MLAA 画像
日野 U-HT2MLAA(長野原草津口駅)
駅前に降り立つと、草軽交通のバスがしばしの休息していました。
期待していたモノコックバスではありませんでした。


駅には草軽交通とJRバスが乗り入れていました。約1時間毎に到着する列車に合わせるようにダイヤが設定されていて、列車を降りた人々はバスターミナルで待機しているバスに続々と乗り込むので、駅前は一時的にしか賑わっていませんでした。

駅前でしばらく時間をつぶし、目当てのバスがいるだろうと思われる北軽井沢の車庫まで向かいました。駅前で休息していた日野U-HT2MLAAが北軽井沢までの運行に就いていました。
日野U-HT2MLAAは途中山道を一生懸命走っていましたが、なかなかスピードが上がらず、ひたすらエンジンをうならせていました。途中幾度か後続車に道を譲っていました。運転手さんの気配りが感じられました。


草軽交通 北軽井沢営業所跡地 画像
終点の北軽井沢に到着すると、想像していた車庫がなく、更地になっていました。運転手さんに聞いてみると、軽井沢に統合されて、日野K-RC701Pは軽井沢の車庫に停まっているとのこと。更に運転手さんから以下のお話を聞くことができました。
・日野K-RC701Pは「予備車の予備車的存在」
・草軽交通では路線バスを全9台所有。
・平日は7台の路線バスを運行しているので、平日は2台が車庫で待機している状況。
上記の理由で日野K-RC701Pはほとんど動いていないとのこと。
写真の日デU-RA520TBNが軽井沢に向かうので、乗車しました。このバスは観光タイプですが、車内には運賃箱、運賃表示機、降車ブザーが設置してあり、路線仕様に改造されていました。照明、座席はそのままのようでしたので、リッチな旅をすることができました。
途中の峠道がかなりの急カーブ、急勾配でしたが、パワフルに峠道を走っていました。
途中、第二の目標である元東急バスのワンロマ車(日野P-HU276BA)とすれ違いました。軽井沢で待てばいずれ折り返して戻ってくるだろうと思い、軽井沢駅でしばらく待機することにしました。

草軽交通 日野 K-RC701P 画像
日野 K-RC701P(軽井沢車庫。事務所の人に許可を得て撮影)
軽井沢駅に着き、足早に車庫に向かうと、ガレージに頭を突っ込む形で停まっていました。


草軽交通 日野 K-RC701P 画像
(軽井沢車庫。事務所の人に許可を得て撮影)
周りの観光バスと比べると、観光バスは高床化されたのだぁと実感しました。
日野K-RC701Pが小さく見えます。


草軽交通 日産ディーゼル U-RA520TBN 画像
草軽交通 日産ディーゼル U-RA520TBN 画像
日産ディーゼル U-RA520TBN(軽井沢駅)
私が北軽井沢から乗車したバスで、当日は軽井沢駅〜北軽井沢に運用されていました。
車内は豪華でした。


草軽交通 日野 U-HT2MLAA 画像
日野 U-HT2MLAA(軽井沢駅)
本日、長野原草津口駅から乗車したバスでしたが、軽井沢へも足を伸ばしていました。


草軽交通 日野 P-HU276BA 画像
草軽交通 日野 P-HU276BA 画像
日野 P-HU276BA(軽井沢駅)
駅で待ち構えていると、第二の目標である元東急バスのワンロマ車がやってきました。フロントは観光マスク、リヤは田の字テールランプ、車内は全座席2人掛けシートと観光仕様となっていますが、中扉4枚折戸であり、路線仕様も見せております。
当日は軽井沢〜草津温泉の急行バスに運用されていました。


以上

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